イギリスで路駐するための標識の読み方

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イギリスで生活するうえで避けて通れないのが路上駐車。日本に比べて路上駐車が当たり前のこの国では、路駐ができないと行動範囲が大幅に制限されてしまいます。行きたいレストランのまわりに止められる場所が見つけられず、わざわざ遠く離れた駐車場まで車を置きに行って時間を無駄にしていた駐在1年目。。。

ここでは、イギリスで路駐をする上で必要になる標識の読み方について、私のスーパーざっくりとした理解を下記にまとめておきたいと思います。今後実例を追記予定。私は交通ルールの専門家ではないので、もし理解に間違いがあればご指摘いただけるとありがたいです。

まずは道路に書かれた線の色を確認

イギリスの道路では、こんな感じ↓で道路の端に線が書いてあります。ロンドン周辺では、黄色とか赤とか一本線とか二本線とかあってややこしい….

調べてみると以下のようなWebサイトで解説が書いてあるのですが、長々と書いてあってややこしい…英語読むのしんどい…

Parking guide: where you can and can’t park

Parking guide: where you can and can’t park | RAC Drive

というわけで、我が家のざっくりとした覚え方をいかに記します。

赤二本線:絶対停めたらあかんやつ

赤一本線:これも停めたらあかんやつ

黄色二本線:これもたぶんあかんやつ。知らんけど。

黄色一本線周りに標識がなかったら停めていいけどいちゃもんつけられるRiskあり

線なし停めてOK!

そう、問題なのは黄色一本線なんですね。

黄色一本線は、“まわりに掲げられた標識で指定された時間は停めちゃダメ”(それ以外はOK)なので、以下のような標識を探してその内容を確認すればいいのですが、この標識がまた全然見当たらないんです涙

標識が見当たらない=停めてOKになるはずなんですが、ここがいまいちはっきりしないところ。

先日近所の黄色一本線の道で、交通監視員、車を停めたらしき女性、その道路の目の前の家に住んでいるらしい高齢の男性が激論を交わしていました。どうやら標識のない黄色一本線のところに車を停めた女性が交通監視員にPenaltyをとられそうになり反論している様子。まわりにSignageがない黄色一本線なのになぜ停めちゃいけないんだと食ってかかっており、そこに近所のおじいさんが「私はこの家に10年以上住んでいるけどここは停めていい場所のはずだ」と加勢していました。ただ、交通監視員はどちらも相手にする気がないようで、5分以内に動かさないとPenaltyをとるの一点張り。。。

現地の人間ですら定義があいまいなのに私たちにその判断ができるわけないので、うちは明示的な標識を見つけない限りは停めないことにしています。ここは厳密なルールを現地人の同僚に今度聞いてみたいところ。

路駐をするための標識

さて、基本的なルールは上記のとおりですが、実際に道に出てみると、停めたい場所に線がなくて路駐し放題なことはあまりありません。大体は白枠とともに以下のような標識が立ててあります。

なんかいろいろ書いてはあるんですが、これを読んでもいまいち自信が持てないんですよね。。。。イギリス人の英語表現が回りくどいのは知ってはいたけど、まさかこんな公の道路標識まで何言ってるか分からないなんて。。。もうちょっとわかるように書いてくれ。。。なんでそんなところまで間接的に示すんだ。。。

着任して早々に現地人の同僚に聞いたところ、基本的にこれらの標識を読むコツは「停めちゃいけない時間帯を書いている=書いていない時間帯は制限なし」と考えればいいそうです。停めていいなら停めていいって書いてほしいんですが、”停めちゃいけないと書いてないってことは停めていい”ということだと察する必要があるそうです。まわりくどいなもう….

上記の場合だと、「月曜から土曜の午前7時半から午後6時半はPermit Holder Aしか停めたらあかん」です。基本的にそれはを理解したうえで、

「….もしくは、20分だけ停めてもええけど一回停めたら40分は戻ってきたあかんで」

ということを言いたいのだと理解しています(間違っていたら教えてください)

この「停めてはいけない時間を表示している」という原則に自信が持てるまでは、何度も標識の読み方をググりながら恐る恐る停めていました。

つまり上の例では、

「月曜から土曜の午前7時半から午後6時半はPermit Holder Aしか停めたらあかん。もしくは、20分だけ停めてもええけど一回停めたら40分は戻ってきたあかんで」

つまり

「月曜から土曜の午前7時半から午後6時半まではPermit Holder Aしか停めたらあかん。もしくは、20分だけ停めてもええけど一回停めたら40分は戻ってきたあかん。ってことやから月曜から土曜の午前7時半から午後6時半以外の時間帯、あと日曜日はあんたが好きに停めていいよ」なんですね。

この場合だと「車は月曜から土曜の午前8時から午後7時は20分間やったら停めてOK(20分以上停めたらあかん)。でも40分以内に戻ってきたらあかん」→つまり!「月曜から土曜の午前8時から午後7時の間以外やったら好きに停めてもええよ」なんですね。

出かける前に行きたい場所が路駐可能か調べる方法

1.アプリで調べる

路駐大国だけあって、イギリスにはParking Areaや路駐可能なエリアを表示するWebサイトやアプリがたくさんあります。旅先などで失敗したくない場合は、これらをダウンロードしておいて事前に調べてから行くのが日常

10 Best Free Parking Apps UK [Updated 2023] Redbytes Software

2. Google Street Viewで事前に標識を確認する

ただし上記のアプリでは情報が間違っていたり、課金しないといけないこともあるので、事前にStreet Viewで停めたい場所の標識を確認するのも一つの手

こんな感じ↓でStreet ViewでZoomしてみると、かなりの確率で標識を確認することができます。アプリの情報精度が信用できない場合はこれもおすすめ。

駐車料金を払うためのアプリ

有料の駐車場所にはだいたい”Pay by Machine”の標識とともに駐車料金を支払うための機械が用意されていますが、現金を使うことが少ないイギリス生活ではCashを持っていることのほうが珍しい。

機会の横には支払いに使えるアプリのロゴが書かれているので、そのアプリにReg Numberと支払方法を登録して支払えばOK. 私が住んでいるロンドン西部では、体感的にRing Goを使うことが多い気がします。

RingGo – The UK’s No.1 parking app, download now!

以上、大まかな路駐標識の読み方でした。今後実際に行った場所にあった標識を追記していきたいと思います。

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